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調理・加工に関するQA

Q&A
 
ダイエット中でもひと工夫
 肉は好きだけれど、脂肪が気になるという人は多いですね。そういう場合は調理法を工夫すれば、おいしい肉を心置きなく食べられます。肉の栄養成分は調理法によって微妙に変化するからです。
 中でもいちばん変化が大きいのが脂肪です。調理法によっては、脂肪を大幅に減らすことができます。一方で、豚肉に多いビタミンB1も調理によってはかなり減少するので、注意しましょう。
 

栄養は調理法で変わります
鶏肉の串焼き
網焼き
 焼き肉、バーベキューなどでおなじみの調理法です。脂肪が網目から落ち、コレステロールもかなり減少します。しかし、タンパク質の目減りは少ないので、ダイエット中におすすめの調理法です。
 火の通りが早いので、厚みをなるべく均一にし、鶏肉の場合は皮のほうから焼くのがコツです。家で調理するときは、オーブンやグリルが便利です。

豚肉のしょうが焼き
フライパン焼き
 ダイエット中の人は、調理油をを使わなくてすむように、フッ素樹脂加工フライパンを使うと良いでしょう。肉から溶け出した脂を捨てることでもカロリー、脂肪を抑えることができます。

 
牛肉のエスニックサラダ
ゆでる
 ゆで汁に脂肪が溶けだすので、部位によっては脂肪が半分に減少します。比較的脂肪の多い肉に向く調理法で、脂肪の少ないヒレなどはパサパサになるおそれがあります。
 また、ビタミンやミネラルも減少するので、ゆで時間は必要最小限にとどめましょう。


牛肉の煮込みニース風
鶏ささみのレンジ酒蒸し
煮込み・蒸す
 煮込みは、コレステロールも脂肪も減少しますが、煮汁も一緒に食べるので栄養成分はあまり変わりません。調理の途中で浮いてきた脂肪をこまめに除けば、脂肪とカロリーを減らすことができます。
 蒸す調理法は脂肪が少なく、くせの少ない鶏のむね肉や、ささみに向きます。
とんかつ
揚げる
 揚げ物はすべてカロリーが大幅に増えると考えがちですが、から揚げと衣揚げとでは変化に違いがみられます。から揚げは油の吸収が比較的少なくてすみます。カロリーを抑えるには、短時間でカラッと揚げること、衣を薄くつけることがポイントです。


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