肉と野菜はパートナー

フランス料理を食べると、肉料理にはつけ合わせの野菜が色どり良く盛り合わされていますね。料理のつけ合わせをフランス語では「ガルニチュール」といい、主に野菜が使われます。温かい料理には温かいつけ合わせ、冷たい料理には冷たいつけ合わせが基本です。しかし、現在では伝統にとらわれない自由な取り合わせもされています。
つけ合わせは、メインの料理を引き立てておいしく見せるほかに、味、食感のバランスを良くして料理をよりおいしくする役目を果たしています。さらに、野菜を組み合わせることで、肉には含まれていないビタミンCなどのビタミン類やカリウムなどのミネラル、食物繊維が加わり、栄養のバランスを摂ることができます。特に食物繊維は今の食生活に不足しがちですから、できるだけ摂るように心がけましょう。
野菜でとくに注目したいのは、野菜にはビタミンEが豊富に含まれていることです。体内では活性酸素が絶えず発生していて、細胞膜を傷つけ、過酸化脂質を発生させています。ビタミンEはこの活性酸素から体を守る頼もしいビタミンなのです。そして、ビタミンEを体のさまざまな組織へ輸送するのに、良質なタンパク質が必要とされます。つまり、肉と野菜はもっとも相性が良いパートナーなのです。
料理とつけ合わせの相性
温かいつけ合わせとしては、ハンバーグにはフライドポテトが合うように、ソース類で煮込んだりソースをかける料理にはゆで野菜、ミートローフやシチューにはグラッセ(つや煮)、ポークやチキンソテーには厚切りトマトのソテーが合います。
冷たいつけ合わせとしては、とんカツやしょうが焼きにはせん切りのキャベツがなくてはならないものですが、ローストしたビーフ、チキン、ポークを冷たくして食べる場合は生野菜サラダやピクルスが合います。
また、豚肉料理には、甘酸っぱいパイナップルやりんごも合います。このように、フルーツやパプリカなどの目新しい野菜も上手に使うと良いですね。