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食肉加工の技術

 食肉加工品は、その加工方法や利用する食肉の部位によって、さまざまに分類されます。
 ドイツのソーセージだけでも1,500種類もあるそうですから、とても全部は紹介することはできませんが、加工技術の方法別で大まかに分類すると、以下のようになります。

加工技術の違いによる分類
品目
加工技術
塩せき 整形または充填 燻煙 加熱 乾燥・熟成
●肉塊を使う
骨付きハム ○(骨付きのまま整形)
ベーコン ○(そのまま整形)
ラックスハム(生ハム) ○(浸透性セロファン、さらし、ケーシングで整形) ×
ボンレスハム
ショルダーハム
ロースハム
×
スモークチキン ○(そのまま整形)
コンビーフ
アイスバイン
× ×
●挽き肉を使う
ドメスティックソーセージ ウィンナー
フランクフルト
ボロニア
○(腸、人工ケーシングに充填) ×
クックドソーセージ
プレスハム ×
生ソーセージ × ×
ドライソーセージ ソフトサラミ
サラミ ×
パテ
テリーヌ
ミートローフ
× ○(パイ生地で包む、型に入れる) × ×
●薄切り肉を使う
ビーフジャーキー
干し肉
× ×
○:加工する ×:加工しない △:する場合もしない場合もある