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乳加工の道具

 いくつもの工程を経る加工品、とりわけチーズでは、さまざまな道具が使われます。おもにチーズづくりに必要な道具をいくつか紹介します。

加工に必要な道具と特徴
道具の名称 特徴・使い方
寸胴鍋 乳を温めるところから、カード(牛乳の凝固する部分)形成まで、この中で行う。生産量と使い勝手を考え、ちょうどいい大きさを選ぶとよい
温度計 乳を温めたときの温度や、発酵温度を測るなど、さまざまな場面で利用される
チーズハープ カードを細かくするときに使う。泡立て器でも代用できる
泡立て器 カードをさらに細かくして、ホエーと分離させる
万能こし
穴あきじゃくし
カードとホエーをこし分けるのに使う。布を使うこともある
モールド チーズを成形するためのチーズ型。形、大きさ、底のあるなしなど、さまざまな型を、チーズの種類によって使い分ける。ホエーを抜きやすくするため、側面に穴を開けることもある
重石 型入れしたカードを圧搾して、さらにホエーを抜くために用いられる。スクリュー式や圧搾空気などを利用する、チーズプレスとよばれる機械もある
チーズクロス モールドの内側に敷いてカードを包む布。重石をかけているとき、数回チーズを反転させる。この際に包み直すことを、ドレッシングという
耐熱ビン クリームチーズやヨーグルトを発酵・保存させるときなどに使われる。必ず煮沸消毒する
保温箱 温度が維持するための発泡スチロールの容器。クリームチーズやヨーグルトを発酵させるときなどに使われる

写真協力:アルプカーゼ