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Q:営業許可を得るためにはどんな資格が必要なの?

A:食肉製品製造業では「食品衛生責任者」と「食品衛生管理者」を、乳製品製造業では「食品衛生責任者」をおくことが義務づけられています。営業者が自主的な管理で安全な食品を製造するため、製造工程や従事者を監督する人のことです。資格の取得方法など、詳しくはお近くの保健所にお問い合わせ下さい。

食品衛生責任者になるには
 食品の製造・管理・調理・販売などが、衛生的に行われるよう管理し、同時に従事者の衛生教育に努めます。
  食品衛生責任者の資格は、各都道府県で定期的に開かれる講習会を受けることで、取得できます。1〜数日間、衛生全般についての講習で、受講料は約1万円程度なようです。


食品衛生管理者になるには
 衛生上の考慮を必要とする施設において、その管理する食品、添加物等に関して違反がないように、製造工程と従業員の監督を行う義務があります。衛生に関する知識はもちろんのこと、添加物などに関する専門的な知識も要求されます。
  食品衛生管理者の資格をもつことができるのは、以下のいずれかの項目に該当する場合のみです(食品衛生法 第19条の17項)。

1.医師、歯科医師、薬剤師または獣医師
2.大学や専門学校で医学、歯学、薬学、獣医学、畜産学、水産学または農芸化学の課程を修めて卒業した者
3.厚生大臣の指定した食品衛生管理者の養成施設において所定の課程を修了した者
4.中学校卒業以上で、食品衛生管理者を置かなければならない製造加工業において添加物の製造または製造加工の衛生管理業務に3年以上従事し、かつ厚生大臣の指定した講習会の課程を修了した者
4の場合、衛生管理業務に3年以上従事したのと同じ業種の施設においてのみ、管理者となることができる