Home >> 健康・安全情報をさがす >> 料理上手になるために(調理・加工)

   
  肉の加工品ってなんだろう

たくさんあるハムの仲間
JAS規格ってなに

肉を上手に調理しよう

肉の上手な保存法
肉をおいしくする「熟成」
特徴生かして賢く肉料理
特徴生かして賢く内臓料理
「下ごしらえ」でおいしく料理
ダイエット中でもひと工夫
おいしさの秘密は?
肉と野菜はパートナー
一味おいしくする味方
意外にカンタン手作りくん製

乳製品を知ろう

牛乳いろいろ
チーズは生きている
チーズはこうしてつくられる
チーズをおいしく食べるには
乳製品で食卓を豊かに
乳製品は新鮮さがいのち

卵の秘密

卵いろいろ
いろいろある卵の加工品
卵の上手な保存法

こわくないよ食品表示と添加物

「賞味期限」はあんしん期限
添加物と暮らす

調理・加工に関するQA

Q&A
 
牛乳いろいろ
 牛乳の売り場へ行くと、濃厚牛乳やローファットミルク(低脂肪乳)、コーヒー牛乳にビタミン入り牛乳などと種類がたくさんあって、どれを選んだら良いのか悩んでしまいますね。これらの牛乳には一体どんな違いがあるのでしょうか。
 牛乳の種類は、「牛乳」「成分調整牛乳」「低脂肪牛乳」「無脂肪乳」「加工乳」「乳飲料」に大きく分けられています。


どのくらい知っていますか、牛乳の種類
牛乳
 
牛からしぼった生乳をそのまま加熱殺菌しただけのものです。水や添加物を混ぜることは一切禁じられています。
乳脂肪分3.0%以上、無脂乳固形分8.0%以上と規格が決められています。
加工乳 生乳やバター、クリーム、脱脂粉乳などの乳製品を原料としたもので、生乳の使用は義務づけられていません。
無脂固形分8.0%以上と決められていますが、乳脂肪分は決められていません。濃厚牛乳やローファットミルクの多くがここに含まれます。
乳飲料 生乳や脱脂乳などの乳製品に甘味料、着色料、果汁、香料などを加えて作った飲み物です。
コーヒー牛乳やフルーツ牛乳などの「嗜好飲料タイプ」と、ビタミンやミネラル、鉄分などをプラスした「栄養強化タイプ」があります。

成分調整牛乳

生乳から乳成分の一部を除去するか、水分の一部を除去して成分を濃くするなどの調整を行ったもので、無脂乳固形分8.0%以上を含むものです。原材料は生乳のみです。  

低脂肪牛乳

生乳から乳脂肪分を一部除去して0.5%以上1.5%以下にしたもので、無脂乳固形分8.0%以上を含むものです。原材料は生乳のみです。

無脂肪牛乳

生乳からほとんどの乳脂肪分を除去して0.5%未満にしたもので、無脂乳固形分8.0%以上を含むものです。原材料は生乳のみです。

低温殺菌牛乳

一般に62〜65度で30分間殺菌したものです。75度で15分、70〜80度で15秒間殺菌の物も含みます。いま一般 に出回っているのは、120〜130度で1〜3秒間殺菌した牛乳です。

ロングライフミルク

135〜150度の超高温で1〜3秒間殺菌し、特殊容器に充填した牛乳で、常温で長期保存が可能です。

成分無調整牛乳

牛乳の乳脂肪分は季節や飼料によって多少差があります。そこで、基準以上のものは調整しても良いことになっています。通 常は調整していますが、していない牛乳が成分無調整牛乳です。

このように、さまざまな牛乳がありますが、牛乳のパッッケージには、種類、乳脂肪分と乳固形分の割合、殺菌温度と時間などが表示されているので、よく見て買いましょう。


関連する料理レシピへジャンプ
カリフラワーと帆立貝のスープ牛乳豆腐の冷奴バナナミルク

関連情報(すべて冊子)
MILK RECIPE Four Seasons
売り場で役立つ牛乳の知識
社団法人 中央酪農会議
食品表示がわかる本 社団法人 農山漁村文化協会