食肉加工の流れ
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加熱・殺菌
加熱による利点は、殺菌で保存性を高めることだけではありません。香り、風味、発色がよくなり、肉の弾力性が増すのです。といっても、温度が上がりすぎると、肉質が固くなってしまうので、温度管理が大切です。加熱・殺菌が終わったら、必ず冷蔵庫(2〜5℃)で保存してください。
ここでは焼きあげによる殺菌、水煮による殺菌の方法を紹介します。
焼きあげによる殺菌
1. オーブンの温度を130〜150℃に上げておく。これ以上温度を上げると脂肪が溶け、肉質が固くなります
2. 燻煙の終わった肉を入れ、肉の中心の温度が65℃になってから約20分、加熱します
3. 取りだし、冷水で10分ほど冷却します。中に水が入ってしまったら針を刺し、清潔なタオルで、ていねいに水分を抜き取ります |
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水煮による殺菌
1. 70〜75℃のお湯を鍋にわかします
2. 肉の中心温度が65℃になるまで約50〜90分、水煮します
3. さらに約20分、水煮して完了です
4. 取りだし、冷水で10分ほど冷却します。中に水が入ってしまったら針を刺し、清潔なタオルで、ていねいに水分を抜き取ります
写真提供・文献引用:自然流ハム・ソーセージ・燻製(著者:井草正、撮影者:小倉隆人 農山漁村文化協会)
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