Home >> 健康・安全情報をさがす >> 食べ物が食卓に届くまで(生産・流通)

   
  家畜ってなんだろう

お肉になる牛の品種いろいろ
お肉になる豚の品種いろいろ
お肉になる鶏の品種いろいろ
珍しい?おなじみ?特用家畜の肉

お肉、牛乳、卵のとおりみち

お肉がお店に並ぶまで
副生物がお店に並ぶまで
卵がお店に並ぶまで
牛乳がお店に並ぶまで
輸入食肉がお店に並ぶまで

品質をよくする努力
食物の安全性を高めるHACCP
国産肉も輸入肉も厳しく検査!
化学物質の残留も厳しくチェック
格付けが影響する食肉の価格
分かりやすい表示で、お買い物も簡単に
上手にお買いもの、良い店と肉の選び方

生産・流通に関するQA

Q&A
 
食物の安全性を高めるHACCP
O−157防止にも力
 病原性大腸菌「O-157」による食中毒の恐怖が記憶に新しい人は多いと思います。食べ物の安全性がより消費者の注目を集めている中、厚生省(当時。現在は厚生労働省)は、E(ハセップ、危害分析に基づく重要管理点監視方式)に基づく「と畜場における衛生措置基準」を平成8年に設定、ナイフ等の洗浄消毒設備などの設置を義務づけました。

NASAが開発
 Eとは、食品の製造や加工など、あらゆる段階で、発生する恐れのある微生物などの危害について調査・分析し、その結果に基づいてどのような対策をたてれば、より安全性が確保できるかを決め、安全確認をはかるシステムです。
 アメリカ航空管制宇宙局(NASA)が中心となり、宇宙食の開発にあたって、安全性を高度に保証するために開発しました。従来の方式と最も違うのは、製品の最終段階においてチェックを行うだけではなく、あらゆる段階でチェックを加えることです。具体的には、下記のとおりです。
1. 食品の原材料の生産から、流通段階を経て、製品が消費者に消費される段階まで、食品の安全性を損なう恐れのある微生物や化学物質、異物を明らかにし、それらを取り除く方法を決定する
2. 明らかにした危害の中から、食中毒の発生を防ぐうえで重要な管理点(CCP)を決定する
3. 管理点ごとに守るべき基準(温度、pH、加熱時間など)を決定する
4. 基準のモニタリング(監視)方法、基準から外れた時の対策方法を決定する
5. 各工程上の作業について、標準作業手順書を文書化する
6. モニタリングの結果などを、記録保管しておくことでEに基づいて安全な製造を行っている証拠とする

関連情報(すべて冊子)
HACCPの考え方に基づく自主的衛生管理マニュアル作成の手引きステップ3 東京都衛生局
食肉がわかる本 財団法人 日本食肉消費総合センター