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栄養・健康に関するQA

Q&A




 
骨太なヒトになる

食事でカルシウムが不足すると…

血液中のカルシウム濃度を維持するため、副甲状腺ホルモンのはたらきで骨のカルシウムを溶かします。これが骨粗しょう症の原因です。


軽視できない病気の一つに
 骨粗しょう症は、骨の内部がすかすかの状態になってしまうことです。
 この病気は、体を支えているはずの骨の量が減って、もろく折れやすくなってしまいます。ちょっとつまづいたり、手をついたりしただけで骨折してしまうことがあるのです。ひどい時には、足の付け根を骨折して、寝たきりになってしまったケースも少なくありません。骨粗しょう症を原因の一つとする骨折は、寝たきりの原因の約一割を占めている、との調査も明らかになっていて、もはや軽視できない病気になっています。
 閉経後の女性に多く見られ、70歳以上の女性では過半数の方が発病、現在の発病者数は一千万人に達すると見られています。

毎日の牛乳と運動で予防したい骨粗しょう症
 骨粗しょう症が起きる原因は、カルシウム不足、カルシウムの調節因子の異常、女性ホルモンの不足、運動不足、病気の治療、老化現象、遺伝や体格、ビタミンDの不足などとされています。
 このうち、重要な要因としてあげられているのは「カルシウム不足」です。骨は常に少しずつ新しく生まれ変わっており、食物に含まれるカルシウムを摂らないと、材料不足で骨はもろくなってしまいます。
 では、カルシウムを含む食品を摂ることだけによって、骨粗しょう症を回避できるかというと、必ずしもそうではないのです。カルシウムが骨の材料として役立つには、ビタミンDなど体内での調整役が必要で、それらが不足したり過剰になったりすると、吸収が悪くなる、という結果をもたらします。
 骨粗しょう症予防には、カルシウム吸収率が抜群の「牛乳」を毎日欠かさずに飲み、塩分を控えた栄養バランスのよい食事、ほどよい日光浴と運動、タバコを控えることなどが最良とされています。また、無理なダイエットはカルシウムばかりでなく、総体的な栄養不足を招きます。骨までダイエットしないでくださいね。

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