牛乳ダメでもヨーグルトがある! |
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牛乳1本分
(200ml)
の
栄養価が、一日の栄養所要量に占める割合
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ヨーグルト
(200g)
1個分
の
栄養価が、一日の栄養所要量に占める割合
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ヘルシーにおいしくカルシウム補給 |
コップ1杯、200ミリリットルの中に、220ミリグラムものカルシウムを含み、体に必要な必須アミノ酸を満たすことができる良質タンパク質、さらには加熱すると失われやすいビタミンB2など、牛乳が持つ栄養素としてのバランスの良さは、まさに驚くべきものです。しかも、カロリーは200ミリリットルあたり134キロカロリー。ダイエット効果
に健康作用をプラスした注目食品ですね。
ただ、一つだけ問題があるのは、体質的に飲むことができない、というケースがあることでしょう。飲むとお腹がごろごろする、あるいはアレルギーや好みの問題で、牛乳が飲めない。そんな方は、ヨーグルトを試してみてはいかがでしょうか。 |
ビタミンCを含む食品と一緒に食べるのがベスト |
牛乳の持つ優れた栄養バランスを持ちながら、整腸効果のある乳酸菌が加わることで、ヨーグルトは健康食品としての知名度を高めてきました。
1900年に、ヨーグルトをたくさん食べるブルガリアには長寿の方が多い、という学説が発表されたことがきっかけとなり、その後もヨーグルトの効果が科学的に次々と証明され、現在では健康食品として広く認知されています。
ヨーグルトの栄養素で注目されるのは、やはりカルシウムです。全脂無糖ヨーグルト100グラム中に120ミリグラムのカルシウムが含まれ、実力は牛乳と同等。もちろん、タンパク質、ビタミンA、B1、B2、脂肪などは含まれており、とくに、脂肪は牛乳同様に粒子が細かく均質化されているため、吸収力に優れます。脂肪はとかく敬遠されがちなのですが、脂溶性ビタミンのA、Dを取り込むためには適量
が必要です。
牛乳より優れているのは、タンパク質の吸収率。乳酸発酵によってアミノ酸などに分解されて細かくなっていますので、吸収率が高いのです。そして、乳酸菌が腸に良いのは、みなさんもご存じの通りです。
牛乳・ヨーグルトにはビタミンCと食物繊維が含まれていませんので、キウイフルーツなどと一緒に食べると、よりバランスのとれた完全栄養食品になります。
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